会社が60歳で定年になりその後同じ会社で働き続けられる定年後の「再雇用」はとてもありがたい
制度。
でも再雇用の嫌がらせあるのでは?と心配されている方もおられると思います。
例えば、、
給料が不当に低い ➡ ローンが払えない
仕事が与えられない ➡ 時間潰すのが大変やめたくなる
仕事がつまらない ➡ やりがいがない/やる気を持てない
部下が上司 ➡ 人間関係は上手く行かない

私は61歳で定年を迎え再就職を選びました。
いや再雇用、ありがたいんですよ、この制度。
でもなんか我々への処遇と会社の本当の思いが
アンバランスな気がするのです!
多くの人の選択である再雇用。どんな仕事や環境になるのか私の会社の実例なども交え【再雇用】環境下での仕事の状況をお伝えします!
この記事を読んで定年前の方は準備の参考にしてみてください。

「定年こたろう」
大阪出身、サラリーマン歴40年。東京の電気会社出身、途中10年間の関連
子会社へ出向。商品の立ち上げ、マーケテイングを担当。
現在公的機関で嘱託職員と50代から始めた副業で2つの収入を持つ。
再雇用下で嫌がらせに悩む人の口コミ
定年再雇用において嫌がらせがある場合の口コミ集めてみました。
サビ残が横行、ボーナスが半減します。労災かくし、育児介護休暇が取りづらく、休職者の切り捨て、再雇用者への嫌がらせがはじまります。管理者と専門役、間接部門の数はまだ減らせません。組合は静かに放置です。少しだけ間を置いて、協約改正と正社員のリストラがはじまります。
— 郵便局ᓓ̸ᐠʖˋ国民を守ʓ党 (@karappopost) August 23, 2020
ほとんどの労働組合は、御用組合なんですが、一部だけは気骨あるみたいですね。。しかし京王バスの新労組幹部は、退職した途端、嘱託で掃除で再雇用という嫌がらせがあります。年金受給を遅らせている以上、国の法整備はキッチリしてもらわないと報われませんね。。
— スナクジラ (@suna_kujira123) September 22, 2018
私が勤務する会社は、ボリュームゾーンである45-54歳の非管理職を度重なる圧迫面接で嫌がらせし、わずかな割り増し金で数百人を辞めさせました
55歳以上は役職を外し給与を引き下げ、60歳以上ははした金で次々と再雇用
そこそこスキルのある人間を安い金で使う
それが定年延長の正体
— ねこ会長 (@deadanddeath13) November 9, 2021
「元管理職だった人でも再雇用後に一兵卒になって働いてもらいます。でも、自分で何でも仕切りたがるクセが直らず後輩に疎まれる人もいます。やがて喫煙所あたりで『あの人は周りに迷惑をかけているのもわからない困った人だよ』と後輩のタメ口を聞かされることになる。結局、居場所がなくなって自ら辞めていく人もいます」
「法改正を受けて、定年後も希望者全員を再雇用します、と会社は言っていたのですが、それは表向きの話でした。役員の気に入らない社員を集めて、工場に配置して商品の梱包作業のきつい仕事をやらせて自主的に辞めるように仕向けているのです。デスクワークをしている社員に対しても、若い部下のいる前で怒鳴りつけたり、露骨な嫌がらせをしたりして退職に追い込んでいるのが実態です」
60歳で定年退職後に再雇用されたSEです。再雇用後は、見積書や設計書のレビュー会議の段取りや議事録作成を行っています。顧客先に行くこともなく残業もありません。体は楽ですが、名ばかりSEです。

全ての人がこんな悲惨な目には合っていないと思います。
一方、このような感じに近い人も多いのも事実!
もう一度おさらい【再雇用制度】とはなんぞや!
再雇用制度とは!
働き慣れた会社の環境で、今後も仕事を続けることは良い選択だと思います。ただし、定年後には異なる会社で再就職する人もいます。
「再雇用制度」とは、定年後も雇用される制度です。定年時に退職することになりますが、その後新しい雇用契約を結びます。
一般的には、再雇用時に「給与水準が下がる」「単年での契約が結ばれる」などのケースが多いようです。
多くの企業では、従業員が定年を迎える数年前から、定年後の働き方について面談が行われます。慣れ親しんだ環境での就労を継続することも可能ですが、現役時代よりも賃金が減額されるだけでなく、勤務時間や雇用形態の変更などもしばしば起こります。また、子会社や関連会社での勤務を打診されることもあります。
定年後の再雇用で知っておきたい4つの違い!
会社は原則として、希望者全員に65歳までの雇用の機会を与える必要があります。しかし、法律では、定年前とまったく同じ労働条件で、定年後に再雇用することを義務付けていません。ここが働く側としての知りたい部分です。
ここでは社員から見たこれだけは押さえておきたいポイントを4つご紹介します。
雇用形態
企業を退職し、定年退職となった後に新たな雇用契約を結ぶため、嘱託やパート、契約社員などの雇用形態が変更されることが一般的です。
しかし、再雇用した場合においては、労働条件(業務内容、給料、勤務日数など)は、定年前と同じでなくても問題ないとされています。

こたろうの会社の場合は嘱託社員でした。
嘱託社員て何?と思いません?
ようするに単に非正規社員の一つです。
1年単位で再契約させられます。
契約(更新)期間
私が知る限り1年ごとに契約を更新する場合がほとんど。そして65歳まで働けるケースが多い。
給料
法律によると、従業員との合意に基づき最低賃金などの雇用ルールの範囲内で賃金を決定できることが規定されています。
定年前と同じ業務であっても、定年後には体力の低下などにより仕事の効率が下がることが予想されるため、定年退職時の賃金の30%〜50%減に設定されます。

私の会社の場合は60%減でした。超~最低の賃金の設定です。
定年前は60万円ほどあった給料が、25万円に減りました。
そこから社会保険料や税金が取られるので、手元に残るのは初年度の場合10万~16万円ほどでした🤣😂
もし、住宅ローンや子供の教育費などが残っている場合はやばいレベルだお考えておいた方が良いでしょう。
手当・福利厚生など
定年後再雇用の場合、正社員に支給されている手当は、合理的な理由なく、再雇用社員に支給しないことは違法だそうです。大手企業の場合、ほぼ同じ内容であると思います。
有給休暇
有給休暇については、労働契約が存続しているとして勤続年数は通算され、有給休暇の日にちは同じです。
こたろう再雇用体験記:嫌がらせあった?
まず、定年前のお話からスタート。
小太郎は、57歳で役職定年を迎えました。
会社のルールで分かっていたこととはいえとてもショックでしたね!
そして60歳。再雇用嘱託社員としてスタート。給料が激減!
なんと60%の減となりました。。。(汗!)
もうモチベーションが下がったというか、
あ~これからはまな板の鯉状態だなと感じましたね!
生活のために我慢するのかと思うと暗い気持ちになりました。
私の場合、目に見える嫌がらせはありませんでしたが、
何とかく居づらい環境でした。
そして徐々にやる気低下し、最終的には
65歳以降もにらんだ【再就職】を61歳で断行しました。
実例として感じたことはこちらです。
✅ 役職もなしでお役御免、そこそこ働いていれば良いと感じた!
降格は、いかなる場合でもモチベーションを減少します。たとえそれが決められていたルールであり納得していたとしてもです。前とまったく同じ気持ちで仕事に取り組める人はいないのでは。
ましてや、役職定年や60歳定年に伴って、給与まで減額されているのです。どうしたってやる気は出ません。
✅ 上司が年下でどうしてもギクシャクした!
日本では、昔から年長者が格上であるとの意識があります(儒教のせい?)。
年下の上司からは年長者に対する敬意が払われる場合もありますがこちらからは年下の上司に対して十分な敬意を払えない事に歯がゆさを感じる。
いや払おうとしても態度がどうしても直せない。そのために上司との関係がギクシャクしました。
✅ 後輩に仕事を譲らなければならない!
仕事は任されたときにやる気出るもんですよね!でも、定年退職者のシニアというだけで後輩に仕事を教えて譲っていかなければなりません。
これってどうなんだろう。会社のためですが(自分のためではない)、なにか一抹の寂しさは感じました!
✅ 嘱託社員になり給与などの処遇が悪化しやる気もダウン
再雇用社員の場合そのまま働けますが、仕事が同じでも身分は大きく変わります!
これをコントロールするのはホント難しい!
また、さまざまな特権が奪われます。仕事もそこそこで良いだろうと考えるのが普通の人間だと思うのです。
✅ 会議に呼ばれなかったり、入手できる情報が減った
自動的に会社の機密情報にアクセスできなくなる会社も多いそう。正社員限定のメーリングリストから外されたり、会議に呼ばれなくなったりもあります。
こたろうの場合は重要な会議出席はゼロ。予算なんかも相談されなかったしとそんな感じです。
✅ 部内で存在感の低下がある
シニア社員になり、なんとなく距離を置かれるようになったと感じている人が多いです。「終わった人」たち扱いされることに不満を覚えている人もいます。
私の場合は、周りに同じような年齢の人がいなかったのでやりずらかったな。
✅ 再雇用後、これまでと違う仕事を与えられた
給与が下がっているから?、それまでよりも責任の軽い別の仕事を与えるケースあり。
私の場合は、20代にやったことのある皆がやりたがらない仕事をあてがわれました(涙!)
新人に戻ったと思いました。
再雇用で嫌がらせの心配より、その先のキャリアを考える

定年退職後仕事
定年後の再雇用を選ぶ際には、自分なりの「働く意味」や「生きがい」を考えておくことが何より大切かなと思います。慣れ親しんだ会社が良いという人やお金に困らないからとの理由で再雇用を選ぶのみ良いでしょう。
しかしあなたが50代で定年退職後の準備を始めた人なら、再就職やその他の働き方も同時に研究するのはどうでしょうか?

最終的には私は再就職を選びました。
今はとても満足しています。
簡単な事ではありませんでしたが
早くから転職活動など準備していた
自分を時々褒めたくなります。
あなたもぜひ一度じっくり時間をかけて、第二の人生におけるキャリア/仕事の在り方をじっくり考えてみては如何でしょうか?
きっと再雇用以外の別のベターな人生もあるはずです。
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最近会社から提示された業務は工場の補助でした。しかし、長年デスクワークだった夫が、
60歳を過ぎて急に工場での補助業務。
非常に大きな変化であり、不安を感じました。この突然の転換には、会社の意図的な嫌がらせの
可能性も考えられます。でも真相は不明です。