60歳以降働かない人の割合とは!定年後の収入不安が影響してるか? 

60歳以降働かない人の割合 働き方
60歳以降働かない人の割合

「定年後できたらのんびりしたいな」と誰しも思いますよね。
そしてそれを実現できる60歳以降働らかない人の割合が気になります。

日本では、少子高齢化が進んでおり、2025年には65歳以上の高齢者の割合が30%に達する見込み。このような状況で、平均寿命や健康年齢が延び続けていますが、65歳を超えても働き続ける人が増加しています。

総務省の調査によりますと、60歳以降で働かない人の割合は以下の通りです。
60~64歳 約30%
 65~69歳 約50%

定年こたろう
定年こたろう

なんだかすくないな~と思いませんか?

この記事では定年の働かない人や働く人にスポットを当てて実情を見ていきたいと思います。

あなたの定年後の仕事準備の参考にしてください。

こ

「定年こたろう」
大阪出身、。東京の電気会社でサラリーマン歴40年。60歳。

途中10年間の関連子会社へ出向あり。商品の立ち上げ、マーケテイングを担当。

現在、公的機関で働き、50代から始めた副業で2つの収入を持つ。
65歳~68歳は副業を本業にするべく強化中!
68歳で仕事をやめ夫婦で旅行しながらベターセカンドライフ送るのが目標!

 

60歳以降の働かない人の割合は毎年減っている!

総務省が2021年9月に発表した統計によると、高齢者の就業状況が大きな転換点を迎えたことが示されました。

64歳までの働く人の割合(就業率)はここ数年で70%超え。かなり多くの人が働いていることがわかります。

また、65歳以上の就業率は25.1%に達し、過去最高を更新しました。特に、65歳から69歳の就業率が50.3%に達し、初めて5割を超えたのです。

この数値には、フルタイムではなく、パートやアルバイトで働く短時間労働者も含まれますが、2人に1人が何らかの形で働いていることになります。

10年前の就業率36.2%と比較すると、14ポイントも上昇しています。

定年退職後、リタイアしたくても4割弱が働くを選択

ディップ株式会社「60〜79歳定年後の就業意向・就業実態調査」によると、年齢別に調査を行った結果、定年退職後も働きたかったと回答した60~64歳の人の割合は91%であり、多くの人が何らかの形で就業していることがわかりました。

年齢が上がるにつれ、割合は低くなりますが、65~69歳の人の就業希望者は60.8%、70~74歳の人は38.5%と、多くの人が働いています。

一方、定年後は働きたくなかったと回答した60~64歳の人のうち、38.7%が現在も就業していることから、老後の資金面で厳しい状況にある人がいることがわかります。

 

定年こたろう
定年こたろう

老後2000万円必要なんて、
誰かさんが大声で言うから
さらに不安を呼んでいるのかな
とも思います。

 

60歳以降定年退職後の平均所得から見てみると!

定年退職後の平均所得は約310万円と、必ずしも豊かに生活するのに十分な金額とはいえません。さらに高齢者世帯の約半数が、公的年金を頼りにした生活を送っています。

こうした事情が背景にあり「働かざるを得ない」状況が生まれてしまっているといえるでしょう。

 

老後のお金に不安?60歳以降も働きたい女性は約8割、、、

「女の転職type」編集長の小林佳代子氏によると、多くの女性が定年の60歳よりも長く働きたいと思っているらしいです。

にもかかわらず、現実には65歳以上の女性の労働力率は18.4%にとどまっています
(※ 総務省統計局「労働力調査」2021年)。

老後には不安がつきまとうものですが、安心して働き続けるためには、スキルアップが必要不可欠です。企業の経営悪化、リストラ、倒産といった思いがけない出来事に備えて、求められる人材であり続けるために、スキルを身につけることが大切です。

そのため、未経験からでもITエンジニアを目指せる求人に注目が集まっているということです。

 

定年こたろう
定年こたろう

ITエンジニアの求人には未経験もOKと言われています。
そして50歳以降でも目指せるといわれているのは
知っていましたが。

 

なみこ
なみこ

それだけIT分野では人で不足を反映していると思います。
でもミドルの未経験でもITエンジニア目指せるのですが一日でも早い準備はやっぱり必要だと思います。

 

60歳以降でも働く人の3つのメリット

基本に立ち返り、働くことの良い点、悪い点を60歳以降の観点で見てみます。

まずメリットから見ていきましょう。

  • 金銭的に余裕ができる
    これは説明の必要がないですね!
  • 生きがいを感じやすい
    社会とのつながりを持ち、人々に役立つことを通じて、仕事から生きがいや充実感を得ることができます。
  • 仲間ができる
    働くことにより、自然に人との交流の機会が増えます。このことによって、若い世代と接することで元気をもらったり、同世代の人が多い職場で仲間を作ることができたりするなどのメリットがあります。

  • 健康的になれる
    働くことは健康増進に役立つと言われています。通勤や仕事を通じて自然と体を動かす機会が増えるため、老化を防ぐ効果が期待できます。
    一方、家で過ごす時間が増えると、運動不足に陥って体力や筋力が低下してしまう可能性が高まります。

 

60歳以降でも働く人のデメリット

定年後に働くデメリットについてです。

  • 趣味に使える時間が減る
    特に、退職後にやりたいことがある場合は、仕事に専念しすぎてその実現を見送ることになり後悔する可能性があります。
  • 体力的にきつい場合も
    定年後は、体力が低下して働くことが困難になる場合があります。また、力仕事を行うことで腰痛や関節痛の原因となることもあります。また、勤務地が遠い場合は通勤が負担になることも考えられます。デスクワークの仕事、例えば事務業務やコールセンターの仕事などが適しているかもしれません。体力に自信がない場合でも、このような職種であれば働くことができる可能性が高くなります。

 

 

60歳以降働かない人の割合が減っていることに対する声

定年こたろう
定年こたろう

収入のため、年金、働く意欲など
60歳以降の働きに関することは
様々な声があります。

なみこ
なみこ

若い人から働かないおじさんなど
結構厳しい意見もちらほらと。

まとめ

定年が65歳に引き上げられ、老後の生計を維持するためには何歳まで働く必要があるのか、といった疑問が浮上しています。

2021年4月から施行されている「高年齢者雇用安定法」の一部改正で、企業が「定年後70歳まで継続雇用」に努めることが義務付けられることになりました。

このような時代背景の中、安心して老後を迎えるためにはどのような備えが必要で、いつまで働くことが適切なのでしょうか。

そのようなことを50代のころから考える、いわゆる定年後の仕事の準備がますます大切な時代になってきていることを感じます。